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秘密の約束

第25章 みんなの思い

かほside

これでいいのだ。

私は何も後悔などしていない。

むしろ、自分のしたいことが出来て満足している。

私は…

この人と共に生きていくのだ。

そう思い、隣に立つ青山先生の方を見る。

先生は、にこっと微笑み返してきた。

「先生…私のせいでこんなことになってごめんなさい…。」

「謝ることないよ。俺は、1日でも早くかほと一緒になりたいんだ。何も悪いことはないよ。」

「へへ。」

今、私たちは駅のホームで電車が来るのを待っている。

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