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秘密の約束

第27章 かほからの…

武田さんとの闘いに奮闘していた頃、かほから連絡がきた。

私のケータイ電話に連絡がきたが、最初は”公衆電話”と表示されたため恐る恐る電話に出た。

「も、もしもし…。」

「…もしもし…志穂…?」

「か、かほ!?」

ちょうど電話がきたのはお昼休みで、仲のいい友達と一緒にご飯を食べていた時だった。

そのため、私の突然の声に周りの子達はとても、驚いていた。

私は友達に小さな声で

「ごめん。」

と告げ、窓の方へと移動した。

「か、かほ…元気?」

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