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秘密の約束

第27章 かほからの…

かほに再び会えるのならば、時間もお金も関係ない。

今週末が楽しみになった。

私はご飯を食べていた自分の席へと戻る。

「どうしたの?誰から電話?」

「うん。友達から。いきなり大きな声出してごめんねー!」

「いやいや、大丈夫だよ〜。」

今週末にかほと会えるのはいいのだが…大場先生に言うべきなのかどうかが悩ましい…。

(うーん…言った方がいいのかなぁ…でもなぁ…かほは他の人には言ってほしくないと思ってるよね…どうしよう…。)

悩んでいたらいつの間にかその日の1日の授業は終わっていた。

私は結局言わないことにした。

今はかほの意見を尊重したいのだ。

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