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秘密の約束

第30章 高校2年生

「え?志穂嫌いなの!?」

周りがざわざわし始める。

あんなに人気な大場先生を嫌いな人はどうかしていると言わんばかりのみんなの目。

「別に、嫌いだなんて言ったことないよ…。」

「え?じゃあなに?好きなの!?リアルな感じ?あ、ごめーん!」

「優希ちゃん…さっきから何が言いたいの…?」

わたしは耐え切れなくなり、優希ちゃんに反論をした。

「えー?べつにー?深い意味なんてないよ〜。」

ちょうどその時、チャイムが鳴りこの話は一旦終わりとなった。

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