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秘密の約束

第5章 公演

ある日の数学の授業中、私の隣の席に座る菜穂と私と、菜穂の反対側の隣に座る麻理の3人で話していた。

菜穂はバトン部、麻理はダンス部だ。

「菜穂!バトン部もうすぐ本番だね!」

「そーなの!演劇部はもう終わったでしょ?」

「うん!後はバトン部のお手伝いだけ!」

「せっかく公演終わったばかりなのにゴメンね!」

「大丈夫だよ!」

バトン部の公演のアナウンス、音響、照明は毎年私達演劇部が手伝っているのだ。

「ダンス部のもやってほしいわ〜。」

と麻理が言った。

「え〜!?」

なんて大袈裟に言っていたら

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