
秘密の約束
第2章 出会い
彼と私が出会ったのは、高1の4月の始業式のことだった。
他の学校の人は、受験を終えて新しい学校に通うことになるため、ワクワクしていたことだろう。
しかし、私にワクワクなんて言葉は存在しなかった。
高校生になったとは言え、中高一貫の学校に通っているため中学と同じ敷地内にあり、さらには中3の教室と同じ階に高1の教室はある。
(あーつまんなぁ…。)
始業式の前日にある入学式では、スカートしか変わらない制服で、いつもと同じ場所に座り校長先生の話を聞いていた。
特に外部から新しい人が増えるわけでもない。
そのあと高1の教室に行った。周りは見たことある人や、友達ばかりだ。
新しく増えた友達は今のところいない。
新しく変わったのは担任の先生だけだった。
他の学校の人は、受験を終えて新しい学校に通うことになるため、ワクワクしていたことだろう。
しかし、私にワクワクなんて言葉は存在しなかった。
高校生になったとは言え、中高一貫の学校に通っているため中学と同じ敷地内にあり、さらには中3の教室と同じ階に高1の教室はある。
(あーつまんなぁ…。)
始業式の前日にある入学式では、スカートしか変わらない制服で、いつもと同じ場所に座り校長先生の話を聞いていた。
特に外部から新しい人が増えるわけでもない。
そのあと高1の教室に行った。周りは見たことある人や、友達ばかりだ。
新しく増えた友達は今のところいない。
新しく変わったのは担任の先生だけだった。
