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秘密の約束

第12章 嫉妬

頭から離れることのなかった、あの愛しい志穂が同い年くらいの男女と水着を着て立っていた。

志穂も俺に気づいたらしく、その場で表情は固まり立ち尽くしていた。

1人の男子が志穂を気にかけていた。

俺は、あの子が志穂のことが好きだとすぐに気づいた。

(楽しそう…。)

写真を撮っていくうちに、志穂の今までみたことのない楽しそうな表情を見た。

そして俺は、海を後にした。

明日、絶対に志穂との誤解をとこう。

そう心にきめた。

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