テキストサイズ

さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~

第7章 Last side(沙絢)

Last side(沙絢)

 八年前、ママが家を出ていってから、大嫌いになった誕生日を私はまた好きになれた。
 もう一つ、十二月二十五日は、私にとって特別な意味を持つようになったから。
 それは彼がプロポーズしてくれた日だもの。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ