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ｽﾞｷ




駄目だ……私、負けそう





涙が溢れそうになった時。




「晴香！」




ドアの方から声がした。
亜香里の声……。




見ると、亜香里は口パクで

が・ん・ば・れ

…最後にｳｲﾝｸまでつけて…





うん。頑張るよ、亜香里。





私は勇気を振り絞って大輔くんの机まで行って、声をかけた。