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好きだよ。

第4章 大輔side





「晴香~。うちらの教室ここだよ!」


入口の方から声が聞こえ、俺は反射的に顔を向けた。


そこには、見た目ギャルっぽいけど気が強そうな俺が苦手なタイプの女が立っていた。



「待ってよ~。亜香里~。」


そして、そこに現れたのが、俺がさっき恋をした女の子だった。





……ん?今、この子晴香って……





「あーーー!大輔!誠!あの子、あの子!」
いきなり、和也が叫んだ。


……まじか。
確かに可愛いよなー
絶対モテるだろ、あれは。


晴香ちゃんかー。名前も可愛いな。




そんな事を考えていると、



「あの~。」

声をかけられた。


俺は晴香ちゃんか?!と思い、笑顔で振り返った。

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