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それでも私はここにいる

第153章 不器用な女の愛し方

私は最低な人間
あなたを傷付け
あなたを苦しめる
あなたのお荷物ね
それでも
やっぱり
側にいたくて
あなたの優しさに
いつも
がんばれる気がした
あなたがしてくれていたことを
いつかあなたにも

私は未熟な人間
不器用なやつで
あなたと同じに
するのは難しい
同じ様で同じでない
私はあなたを想う
この溢れる気持ちを
私なりのやり方で
あなたに贈ろう
もしかすると
もしかして
上手くいかなくて
すれ違うかも
それでも信じて
この気持ち
それだけは
唯一
本物だから

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