それでも私はここにいる
第162章 ゆっくりとした中で
穏やかな時間の中で
キミとボクは歩く
隣にいるキミは
嬉しそうな
輝いた目をしている
ボクはそれを見ながら歩く
小雨ふる
静かな午後
人は外に出ることはなく
鳥達の唄が珍しく聴こえ
キミは白い傘をさし
このゆるやかな坂道を歩き
蒼く蒼く染まった
紫陽花を見つけた
葉から雫が落ちる
蒼い紫陽花は揺れて
それを見るキミ
ゆるやかな
なごやかな
小雨ふる
静かな午後
忙しないこの世界のなかで
キミと歩く
この時間は
ゆっくり
時間が止まっているかのように
ゆるやかに
ときを刻む
坂道をあがると
日が差しはじめ
やがて空に
七色の虹がかかる
二人手を繋ぎ
虹が消える
その時まで
空の美しい
アートを眺めた
ゆるやかな
ある小雨ふる午後
キミとボクは
ゆっくりと歩く
キミとボクは歩く
隣にいるキミは
嬉しそうな
輝いた目をしている
ボクはそれを見ながら歩く
小雨ふる
静かな午後
人は外に出ることはなく
鳥達の唄が珍しく聴こえ
キミは白い傘をさし
このゆるやかな坂道を歩き
蒼く蒼く染まった
紫陽花を見つけた
葉から雫が落ちる
蒼い紫陽花は揺れて
それを見るキミ
ゆるやかな
なごやかな
小雨ふる
静かな午後
忙しないこの世界のなかで
キミと歩く
この時間は
ゆっくり
時間が止まっているかのように
ゆるやかに
ときを刻む
坂道をあがると
日が差しはじめ
やがて空に
七色の虹がかかる
二人手を繋ぎ
虹が消える
その時まで
空の美しい
アートを眺めた
ゆるやかな
ある小雨ふる午後
キミとボクは
ゆっくりと歩く