
紫響繚乱
第615章 憧れ
でも、それに対して後悔とかはないんだよ?
その時は、それで良いと思ってる部分が当然あるわけだし
相手の事も考えると、それがベストだと思ってるんだから。
だけど、ふと思うんだ。
自分の我を突き通す性格だったら、この場合どうなってるんだろう
って。
ここで、全部モノ分かりの悪い全部否定してたら
もしかしたら、何か方向は変わってるのかもしれない
とかね。
それが良い方なのか、悪いほうなのかは紫響には分からないけれど…。
でも、ふと思ったりもする。
いい人、じゃなくて
めっちゃくちゃ我儘で言いたい放題
意志、突き通し放題の性格だったら
どんなだったんだろう
って。
知り合いに言わせると
「お前には絶対無理だろ」
らしいけど。
それは、紫響もそう思う(;´Д`)
