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紫響繚乱

第653章 4月 14日




同僚や、友達が言う事もなんとなく分かるんだ。

紫響の事心配してくれて言ってるんだって事。

県外で離れてるし

確証もないし。

そもそもが、本人でさえ分からない別れた理由だし。


そんな不思議君より、近場で次!


って言うのも、分かる。


紫響が友達だったら、同じように言うと思う(爆)

だって、相方さん

性格、不思議君で複雑男だし。

マイペースだし、気分屋さんだし。

人当りはとても良いけど、扱いにくい人だし。(笑)

不器用だし。


でも、良いとこも当然、沢山沢山ある。


そんな相方さん、扱えるのって、紫響しか居ないと、今は紫響は自負してるんだけど(笑)



だからね。



そんな相方さんが戻りたいと思うように、自分がまずは輝かなきゃ。


灯台じゃないけどさ


航海から戻って来た船の道標になるような。


自分が輝いてなきゃ、何も変わらないし、全ての運も逃げるような気がするから。


何も変わってねーな。


なんて思われたくないし、思わせたくないし。


これは、女の意地だね。(笑)




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