
紫響繚乱
第664章 ぼっち
紫響
昔っからそういう子がほっとけない性格で(;´∀`)
ふと、紫響が高校生の時、こういう男子居たなぁ
と、思い出してしまった。
紫響が高校2年の時だったかなぁ。
やっぱり同じように、ぼっちな子が居てさ。
紫響は元々あんま団体で行動するタイプでもなかったし友達と3人くらいで遠足回っててね。
1人で回ってるその子が気になって、紫響から声掛けたんだよね。
せっかく遠足来てるのに、1人よりみんなで回るほうが楽しいに決まってるし、と思って。
一緒に居た友達は、突然声掛けるからビックリしてたけど(笑)
その男子も最初ビックリしてたけど
強引な紫響と、それに便乗した友達に圧倒されて一緒に遠足回ったの。
最初は戸惑ってたけど、途中から慣れてワイワイ一緒に回ってたんだけどさ
やっぱ、冷やかすヤツいるじゃん?
女と一緒に回ってる
とかさ
学生の、アホな奴に多い、あるあるな話
女と一緒に居るだけで
「あいつら、付き合ってるらしいよ」
っていう冷やかし?
そういう、バカな事を言う奴らがやっぱ居てさ。
結構、その男の子が指射されて色々言われちゃって。
紫響にも同じように
「あいつと付き合ってんだろ?」
って、冷やかすように言ってくるやつ居てさ。
