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残業・メモ子

第34章 受信

『…ほんと…性格悪いですよね…』



藤原を睨みつつ…嫌味を言う…




「い〜の、顔が良いから!
それより、さっきの店員…石割君?

黒沢さんの彼氏?若いよね」




興味津々な顔でグイグイくる藤原に…

…石割をからかっていたのを確信する…



『はぁ?彼氏じゃないですよ…
毎回、ここで夕食を取るので…知り合いになっただけです!』



ふ〜んっと…藤原は水を飲む…



「あっちは…そ〜でもなさそうだけどね〜?」



口にコップをつけて…チラリとキッチンの方に目を動かす…




う……確かに…


うやむやに…したが…石割は、私に惚れていた…


今は…どうか知らないけど…


私は、少し顔が赤くなる…








『別に…お客と店員ですよ』






「ん?顔、赤いよ?」






く〜〜〜〜〜〜〜〜…コイツ…






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