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残業・メモ子

第55章 送信

私は…大島と石割にアパートまで送ってもらった…



帰る際…




大島は…


「芽依子…また、明日…」

と…微笑み…





石割は、



「…期待しないで…待ってます…」




と……手を握られた…






慌てた大島のチョップが…石割の頭上を捕らえると…



やんややんやと…賑やかに、じゃれながら帰っていった……




大島と…石割……



兄弟みたいだな……と……



石割から渡されたスープポットを抱きしめながら思った―――――…







まだ…
暖かい―――――――…





“藤原が…もっていってやれって……”




多分…藤原も……



…石割を宥めてくれたんだよね……?








何で……




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