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残業・メモ子

第73章 親子


「…今回…芽依子は…貴方と向き合うために…ここに来たんです……

……このままじゃ…芽依子は、過去の重荷も軽くならず…新たな重荷を背負ってしまう――――――――…

新道さん……芽依子と…会って話を…してください…」




俺は…俯き……涙を流す新道を見つめる――――…









『……もう一度……罵ってくれるかしら――――?』


新道は、悲しそうに微笑むと……


廊下の壁に頭を
コツン……と…寄せた…






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