テキストサイズ

嵐が執事!?

第17章 *学園長*

学園長「早速ですが、少々面倒なことを頼みますね。」
『面倒なこと…ですか?』

なんでしょう…

学園長「あなた方には、生徒会に入ってもらい、寮長にもなっていただきます。それと…学級長にもなっていただきますね◡̈」

お祖母様のあの顔は…

蘭「そのために、私達をバラバラのクラスにしたのですか?」
学園長「まぁ、そうじゃないとは言えないわね。」
に「でも、先輩方もいらっしゃるのに、1年の私たちが寮長に生徒会だなんて…」

学園長「まぁ!寮長に先輩も後輩も関係ありませんわよ。この学園は、1番高い階、すなわち、S14の人が寮長になるという決まりがあるのです。ですから、あなた方には寮長になっていただきます。」

お祖母様…

瑠「ですが生徒会は…」
学園長「生徒会の方も心配ないわ。」
『お祖母様…』
学園長「私に逆らうのですか?」

こういう時だけ、その、断りにくい雰囲気を出すなんて…

蘭「…分かりましたわ。」
蘭奈…

学園長「それでいいのよ。大丈夫よ。寮長なんて、特に仕事はないから。」
お祖母様…
その言葉を信じますわ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ