テキストサイズ

またあの場所で

第10章 予感

まだ肌寒さの残る3月の夜にも関わらず



私は携帯を握ったまま
ベッドに寄りかかって
布団も被らず眠った



泣き疲れて眠った




身体も心も冷たかった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ