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またあの場所で

第5章 メール

こんなに近くにいられると心臓の鼓動が聞こえてしまうんじゃないかって程

私の緊張はピークに達していた



どうやら、私の事が嫌いな男子は、唯一私と話している啓介を
私の隣に押しつけたようだ…



「ごめんね、迷惑かけて…」


なぜだか分からないが、勝手に口が動いた


『ん?何?もう1回言って?』


そう言う啓介に


「何でもない!!忘れて忘れて!!」


そう言って誤魔化した

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