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I'll protect you.

第12章 不安



カナは俺の話を険しい表情で聞いてくれた

そして少し考えた後、頭を両手で抱えながら言った


「…コウの言いたいことはよくわかった。

みらいちゃんにそんな裏の顔があったなんてな…

確かに、ユウにこのことを言ってみらいちゃんとギクシャクしても困るしな…

転校してきたユウにとって数少ない大事な友達だし…

俺達が遊ぶだけでその関係が保たれるなら…

俺はみらいちゃんと…仲良くする…

…間違った考えなのかもしれないけど、

これ以上ユウには人を信じられなくなってほしくない…」




カナは俺が知らないユウをいつも見てきたんだな…

信じる、信じないで怯えてる俺とは大違いだ


ふと、海の方を眺めてみると
シンとユウが二人で座ってる姿が目に入った

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