テキストサイズ

I'll protect you.

第13章 嘘



バスの前に着くと
繋いでいた手を離し、シン君が私の背中をポンポンと叩いた


…よし!!

頑張れ私!!


意を決してバスに乗り込むと
コウキ君とバチっと目が合った


緊張しながらもコウキ君に
聞こうとした瞬間


「ごめん!

俺勘違いしてた!」




…え?


勘違い…?


ストーリーメニュー

TOPTOPへ