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I'll protect you.

第15章 限界


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「おはよー」


眠そうに頭を掻いているコウキ君


『お、おはよう』


いつも寝坊しているコウキ君が珍しく私の家の前にいることに驚いた


『いつもよりずいぶん早起きだね!?

どうしたの!?』


普段ならまだ寝てる筈なのに…


「ユウが一人で学校行くつもりでいると思ったから

早く起きて待ち伏せしてた!」


そう言って私に眩しいくらいの笑顔を向けた


…私のために……

コウキ君の気遣いが優しくて私の心を熱くした


「早く行こ!」


私は大きく頷いてコウキ君の元に駆け寄った



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