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I'll protect you.

第2章 彼らとの出会い


そういえば、カナとコウキ君が
”シン”って呼んでたよね


名前……シン君って言うんだ…


同い年とは思えないくらい
お兄さんっぽい人だなぁ……


…どうしよう


……カッコ良すぎる…



シン君の姿を見て固まってしまった私をシン君は不思議そうに首を傾げて見ていた

その姿がまた可愛い…


「俺、ひゅうが しん 。

よろしくな、ユウ!」


ニコッと笑ってシン君は続けた


「カナとコウの話聞いてたんだけど

俺らと一緒に帰らない?

多分だけど、ユウの家の真向かいが俺の家」


それを聞いたコウキ君は驚いていた


「じゃあ、俺の家の隣がユウの家!?」



え!?嘘!?

みんなとご近所さん!?

シン君と家が近いのかぁ…

それだけですっごく嬉しい……

しかも、シン君まで誘ってくれるなんて…

あまりに嬉しくて夢なんじゃないかと思う


『本当に一緒に帰ってもいいの?』



「「「もちろん!」」」





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