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I'll protect you.

第18章 いつか




車に乗り込むとカナはべしょべしょに濡れてる私を引き寄せた




「大丈夫…


大丈夫だから…」




そう言ったカナの体は震えていた




私はカナに縋るようにカナの胸で声をあげて泣いた





どこにぶつまけたらいいのかわからないこの感情を




カナにぶつけた






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