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I'll protect you.

第36章 犠牲

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*カナside*



夏休みもとっくに終わり、あれから2ヶ月が経った。


シンの髪も元の長さくらいに戻り始めた今日この頃。


いつものように、昼休みになると屋上へ向かう。



新校舎から旧校舎へ向かう廊下が最近騒がしい。



一切気にも止めずに歩いていくけど、



机や椅子を投げたような物音がいつも聞こえてくる。



さすがにそんなのが毎日続くと気になって仕方ない。



屋上に行ってから見に行こ……



俺は屋上へと続く階段を一段一段あがった


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