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I'll protect you.

第37章 独占欲




俺の首筋に顔を埋める優が愛しい



俺の背中でシャツをギュッと握り締める小さな手



俺の腕の中にすっぽり収まる小さな体



さっきの母さんの言葉を自分に言い聞かせながら優の頭を撫でる。




「ずっと優に言えなかったことがあるんだ」





優の過去がどんなものでも、



俺は2人で乗り越えたいから




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