I'll protect you.
第8章 秘密基地
辺りがオレンジ色に染まってきた頃
夕日に照らされてキラキラと輝く海をただ眺めた
キレイ…
この時間が終わればまた一人
だからみんなといる時間を無駄にはしたくない
せめて…この時間だけは笑っていたい
『みんなで山崩ししようよ!』
私が立ち上がるとシン君が山を作りながら言った
「ただの山崩しじゃ張り合いないから
罰ゲームつけよう
罰ゲーム…なにがいい?」
不敵に笑うシン君にカナもコウキ君もニヤッとした
「…そりゃぁ
好きな人を言う!!!!」
カナの発言に私達は戸惑ったが
「お前ら〜
負けるのが怖いのかぁ〜?」
と嫌味たらしく言われたらやるしかない…
やってやろうじゃないの!!!!
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