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I'll protect you.

第42章 巡り会い

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「なんか…大学って怖いな……」


「ああ…」


『…二人が目立つからでしょ……

私までとばっちりくらってさ……

女の子達に妬まれて、きっと友達できない……』



楽しい大学生活の幕開けは、散々な結果に終わった……



『あの人カッコイイ〜〜♡

マークしとこ♡』


『あの二人イケメン!♡

どこの学部なのかな!?』


『タイプだわぁ…♡』



どうしてこうも、大学生になるとみんなこんなに積極的になるのか……



本当に勘弁してよ……



通り過ぎる度に凝視されてる横に私って……



なんか居心地が悪い……



私は周りからの視線に耐えられなくなって少し二人と離れた場所で講義を受けることにした。








「優さん、お隣いいですか?」





『神崎くん!?どうぞどうぞ座って!!』





神崎くんは私の隣に座って静かに読書を始めた。






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