無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

予想外の言葉


…なにが…？


『なにがよかったの？』



するとシン君は私の頭に手をのせて優しく撫でながら言った



「…さっき、みんなといる時、無理に笑ってたから。

それに今までも泣いたり、ほっぺが腫れてたり

きっと何かあったんだと思う。

…だけど俺はユウが言いたくないことを

無理に聞こうとは思わない。

ただ、ユウには楽しく笑顔でいてほしいだけだから。」



シン君の言葉はとても優しくて

私の気持ちを尊重してくれるものだった

そして私をわかってくれていた…

私にはちゃんと

伝えなくてもわかってくれる人がいたんだ。


カナがいて
シン君がいて
コウキ君がいて


これからは…


一人じゃないって…


思ってもいいですか…？