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I'll protect you.

第9章 優しさ




『…シン君

私みんなに話したい

みんなのこと信じたい…』


私は泣きながらシン君に訴えた

シン君はずっと隣に座り私の左手を強く握ってくれていた

シン君と繋がっている左手から


"大丈夫"


”俺がついてる”


言葉はなくてもそう言ってくれている気がした


そして、シン君は立ち上がり

隣の部屋から電話を持ってきて誰かに電話し始めた




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