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I'll protect you.

第10章 居場所



「…まず、さっきのユウの話を聞いて

お前らはどう思った?」


シンの表情はもはや小1のガキじゃない

素直にそう思った

純粋に好きな女の幸せを願う

男の顔だ…



シンに負けじとコウが言う


「…俺はあいつを助けたい

ガキの俺らじゃどうすることもできないかもしれないけど

少しでもあいつの助けになりたい…」


コウの声は震えていた
いくら馬鹿なコウでも大変なことだとわかっているらしい



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