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I'll protect you.

第2章 彼らとの出会い

驚いた私は反射的に
その声の主に目を向けた


黒髪で短髪がよく似合っている男の子
ちょっとカッコイイかも…


「お前声小さすぎて

何言ってるのかわかんねーよ!

誰だよお前」


カッチーン!
ちょっとでもカッコイイなんて思った私がバカだった!
全然かっこよくない!

はじめてこの学校に来て
緊張してる私の気も知らないで!
本当ムカつく~!!


『あんたね!

私だって緊張してるの!

転校してきた私の気持ちがあんたにわかる!?

私にしたらあんたが誰よ!!』


ヤバい…。
つい思ってることを言っちゃった…
初日から本当ついてない。

自分が言ったことに恥ずかしさが込み上げてきて、
私は俯くしかなかった


どうしよう


どうしよう


どうしよう







「…プッ…クスクス…」



…え?

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