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お兄ちゃんは…

第20章 * *

翔「ねぇ…」
「「ん?」」
翔「もし、ほんとにY企業のスパイがいて、俺らが話してた内容が、Y氏に知られてるとしたら…」
雅「ケホッケホッ!」
潤「大丈夫?」
雅「うん。てか、それ、ヤバいぞ!特に和!」

『うん……ちょっと命の危険を感じるw』
智「笑い事じゃないよ!!!ヤバいよ…これは何とかしなきゃ…」
翔「ちょっと待って!一回落ち着こう。まだスパイがいるって決まった訳でもないし…」
雅「そうだよね…」

いや、多分スパイはいる。
それで、多分俺らが話してた内容が知られてる。
もし、あいつが今日の事を憎んで、その内容を知れば、俺はもちろん、ひなまで危ないかもしれない…
それは、何としても避けたいよ…

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