お兄ちゃんは…
第10章 *3年前の…*
美咲は、何で?ってちょっと困った顔で聞いてきた。
だって、美咲も大変だろうし…って俺が言ったら、美咲はそれを否定した。
全然大丈夫だよって。私は翔がいればそれでいいって…
だから今まで通りにする事にした。
あの時に別れた事にしておけば、美咲は今も俺の近くにいたのかもしれない…
俺らが今まで通りイチャイチャしてるから、いつまでたっても別れる気配を見せないから、だから…
藤宮はもっと美咲に迫った。
別れないと俺の成績を下げるって。
俺の中学校生活をめちゃめちゃにしてやるって…
あいつは美咲にそう言った。
美咲はその事を俺に言わなかった。
美咲は、学校で徐々に俺と距離をおくようになった。
でもメールはしていた。
いつも…
学校で距離をおいていたのに、別れたんじゃ…って噂されたのに、まだ美咲は呼び出された。
ほんとは別れてないだろって、はやく別れろって…
あいつは何故か知っていた。
俺らが別れてない事を。
だって、美咲も大変だろうし…って俺が言ったら、美咲はそれを否定した。
全然大丈夫だよって。私は翔がいればそれでいいって…
だから今まで通りにする事にした。
あの時に別れた事にしておけば、美咲は今も俺の近くにいたのかもしれない…
俺らが今まで通りイチャイチャしてるから、いつまでたっても別れる気配を見せないから、だから…
藤宮はもっと美咲に迫った。
別れないと俺の成績を下げるって。
俺の中学校生活をめちゃめちゃにしてやるって…
あいつは美咲にそう言った。
美咲はその事を俺に言わなかった。
美咲は、学校で徐々に俺と距離をおくようになった。
でもメールはしていた。
いつも…
学校で距離をおいていたのに、別れたんじゃ…って噂されたのに、まだ美咲は呼び出された。
ほんとは別れてないだろって、はやく別れろって…
あいつは何故か知っていた。
俺らが別れてない事を。