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男子校のお姫様♚

第1章 一回…死にませんか?お母さん(怒)


「はぁっ!?男子校!?」

母「うん、ちょっと間違えちゃって頑張ってね!菜々ちゃん!!」

私は望月菜々、高校一年生。

とある理由で引越しを繰り返している少しお金持ちの家に生まれた。

かと言って家が馬鹿デカくて床は大理石なわけでもないし赤いカーペットが敷き詰められているわけでもないし執事とかメイドとかお手伝いさんが家の中をウロウロしているわけでもないのだが…

と、今は関係ない話だ、だが…現実逃避したくなる時ぐらいあるだろう。

「…もう一回聞いていい?」

母「?菜々ちゃんには男子こ…「い~や~だ~っっっ!!!」」

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