俺の人生
第16章 腹黒い後輩
入ってきた男は俺より身長が高かった。
見た目はいい子ちゃんみたいに見えるが、何か怪しい。
ネクタイの色が青だから、1年?
男は俺に近寄ってきた。
なんか黒い笑みを浮かべてる。
「先輩、逃げようとしたんですか?ダメですよ♪」
「お前誰だよ、あと逃げて何が悪いんだよ!!!」
「僕は、東條 優(トウジョウ ユウ)
逃げるのは自由だけど、僕から逃げられると思いますか?」
誰かに似てると思ったら、柴崎だ!
同じような台詞言ってたな(笑)
双子かお前らは!!
「俺、用事あるから今は帰してもらいたい。後からならいいけど。
俺も暇じゃないし、それに殴られる様なことした覚えないし。
まぁそうゆうことだから帰る。」
俺が帰ろうとした瞬間いきなり視界が逆転した。
俺は東條に押し倒され、上に乗られている状態になったのだ。
東條はさっきみたいに笑ってはいなかった。