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初恋の人

第2章 ニノ…

はぁ―――どーしたのって俺が聞きたいよ!


「ニノどーしたの?調子悪いの?無理しなくってもいいよ…」

そう―言うとクビを横に振った

「翔くん違うの!…タダ……うぅ…うぅ」
俺はニノの側に座って抱き締めて頭を撫でた

「Jに…Jに……彼女………がはぁ―」
「もう―良いから!話さなくっても…辛かったよね」
慰めるように更に抱き締めて背中を擦った

「えっ……」
ニノが驚いた顔で俺を観てきた

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