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どんな君も好きです。

第4章 言おうか、言わないでおこうか…




まだ一言もしゃべってない男がいた。


山田渓人。


たしか、親がおやじさんだけだったっけ。


「…さぁ?俺しらね-し。木下聡史ってだれだよ。つかさ、めっちゃ亜美のこと好きなのみえみえなんだよ。」

「…いや、あの…」


なんでわかるんだ?!
すごいこの人。友達になれないかな。


「まずさ-亜美、おまえこんな奴といて恥ずかしくねーの?

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