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禁断兄妹

第2章 悪戯



ふと目を覚ますと
テレビは消えていて
私の身体にはブランケット

きっとお兄ちゃんがかけてくれたんだ

優しいな

幸せな気持ちで寝返りをうって
壁にかかっている時計を眺める。

真っ暗な室内に目が慣れてきて
文字盤が読めた。

一時

私はブランケットを首元まで引き上げた。

まだ
眠い

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