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ずっと傍に居て

第7章 運命か宿命か


彼がSと一緒に
部屋へ入ってきた

暴れた時に
自分も負傷したのか
脚を引きずっていた

顔は痩せこけて
一回り小さくなった気さえする



あたしの姿を見て
安心したのか
少しだけ微笑み
「急にすまんな」と言った

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