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ダメンズlove

第2章 謎多きダメンズ・コウイチ

ものの20分くらいで家に着き、いつものようにメールをしたけど、返事は返ってこなかった。

それを見て「あぁやっぱり…」と勝手に思ってしまった。

正直なところ、この頃はもうすでにコウイチさんにとっての自分がどんな存在なのかも気にしなくなっていた。

ただの客でも、ただのオモチャでも、ただの性欲処理のための相手でも。

コウイチさんが目の前にいるときに感じる幸せな気持ちを満喫して、満足して帰ってくれば、もうそれでいいと。

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