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その後は、コウイチさんと新しいマスターとか他のお客さんとかも混ぜながら、ダーツをして遊んでいた。

その途中から、気づけばコウイチさんと笑顔で会話を交わして楽しく喋りながら過ごしていた自分に気づいて、半ば呆れてしまった。

ヤキモチをやいたり、ちょっとしたことに腹を立てたりしているのに、コウイチさんの声や笑顔ですぐに機嫌が直ってしまう自分に。

何度も好きでいることをやめようと思ったくせに、そんなに自分はコウイチさんが好きなんだ、と。