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ダメンズlove

第2章 謎多きダメンズ・コウイチ

あれだけ私と仲が良かったのも、あれだけコウイチさんが構ってくれていたのも、結局は私がほかの人よりお金を落として行く、実は結構な上客になっていたからで。

売上とかがもう関係なくなった今となっては、必要ではないわけで。

だから、電話なんてまず来ないし、毎日していたメールも、この頃は3日1回でも返事が来ればいいくらいで。

コウイチさんが忙しいのは知ってはいたけど、それでも以前の比じゃないな、と。

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