テキストサイズ

ダメンズlove

第2章 謎多きダメンズ・コウイチ

彼は、どんなにお店が暇でも、自分からお客さんに連絡をして呼ぶようなことは一度もしなかった。

『飲みたいと思ってうちに来てくれるのがベストでしょ』と。

そのコウイチさんからの電話が『今どこ? 今日来ないの?』だった。

営業だろうが何だろうが、今までしなかったことをしてくれたのが私は嬉しかった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ