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鬼ごっこ

第3章 4人の仲間

ハッとしたように梨杏は黙り混んだ。
まだ泣き止んではいないが、声を出さないように必死に堪えていた。

神無「………少しは落ち着いたみたいだな……さて、みんな………これからどうする?」


楓「どうするもなにも………
此処にずっといればいいじゃない。」


明美「いや、それはだめよ。此処は扉が1つしかない。もしあいつが私達を見つけたら………逃げ場はないもの。」

神無「明美の言う通りだ。だから場所を変えよう。周りが見渡せて隠れられる場所………………
あっ………校庭の花壇なんてどうだ?あそこなら広いし、何より隠れられる!」

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