漫画家の恋…!?
第2章 どうなる!優子!
「ん?門さん、顔まっかだよぉ?」
憎らしいほど爽やかな笑顔で
私の顔を覗き込んでくる。
私は顔を下に向けて、
小さく縮こまる。
「んー?何顔そらしてんの?」
「そ、そらしてません!!!
だ、第一、私のことなんて
ほ、ほっといてくださいよ。
なんのネタにもならない!!!
面白くもなんともないし!」
「そ、それに、私を茶化して何がしたいの?」
「こんな、ぶす相手に、
せ、瀬田くんも…暇なんですね!!!」
かなりのマシンガントークで
瀬田くんに向けて放った。