幼なじみはドSで超エッチ
第10章 10,愛する人へ
☆七海Side
それからなお兄と岬さんは着替えとかを持ってくるため家に帰った。
しばらくして航平くんと桃代が来た。
「七海…大丈夫?」
「うん…ありがと…桃代」
「大丈夫じゃないでしょ…寝なきゃ!!」
そうか…。
私、昨日から寝てなかった。
桃代には嘘はつかれないなぁ…。
「七海ちゃん。これ俺ん家にあったんだ…。七海ちゃん宛だから渡しとく…」
航平くんに手渡されたのは、"七海へ"と力哉の字でかかれた白い封筒だった。
力哉からの手紙?
私はその封筒を開けた。
航平くんと桃代は気をきかしてくれて、病室から出ていった。
封筒の中には便箋が4枚入っていた。