幼なじみはドSで超エッチ
第14章 14.転校生
やっと今日が終わった。
「七海、帰んぞ!!」
「うん!」
俺は七海の手を握り帰ろうとした。
「おい…力哉」
「あ?」
俺は立花に呼ばれた。
なんで俺の名前知ってんだ?
「直哉さんは元気か?」
「兄貴?なんで兄貴のこと……」
「俺だよ…直哉さんの子分だった」
「まさか…あの蓮さん?」
「おう…」
蓮さん…だったのかよ。
蓮さんは兄貴より2つ年下。
だから俺より1つ先輩。
兄貴は高校生の時に少し荒れてた。
いわゆるヤンキーみたいな…。
地元では結構有名だったらしい。
それで兄貴の子分として認められたのが蓮さんだった。
蓮さんは俺ん家にもよく来てたし、俺とも遊んでくれた。